ヴィンテージ家具の魅力とは

”古さ”って、人によって感じ方が違うと思います。

歴史感に唯一無二の魅力を感じるひともいれば、ヴィンテージの良さがいまいちわからない、、と感じるひともいるかもしれません。

 

私にとってのヴィンテージとは、「育てるもの」。

今回はそんなヴィンテージ家具の魅力についてご紹介したいと思います。

 

私の思うヴィンテージの魅力は、大きく分けて3つあります。

  1. 使い方ひとつで変化する繊細さ
  2. 家具の用途にこだわらない自由さ
  3. デザイン性

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1.使い方ひとつで変化する繊細さ

最近の世の中の家具は、便利で楽でデザイン性もあります。自由に高さを調節できるデスクや、充電のできるソファ、色を自由に変えられるライト。どれもとても魅力的ですし、生活のなかで大きな役割を果たしてくれます。

 

それに比べてヴィンテージは、何十、何百という年月を歩んできたもの。やっぱり今の最先端技術とくらべてしまうと、かなりもろいし壊れやすいです。でも、その繊細さこそがヴィンテージの大きな魅力だと私は思います。

 

多くのひとが大切に使ってきた歴史が刻まれている家具を、今度は自分が大切に使おうとするひと手間。そのひと手間が自分の生活をより豊かにしてくれるとともに、その家具が自分にとってより特別になるのではないでしょうか。

 

ヴィンテージ家具に、もっと味を出すための工夫を施したり、自分なりに磨いてみたりするものまたひとつの楽しみです。

 

2.家具の用途にこだわらない自由さ

 本来、家具にはそれぞれの目的と用途が決まっています。冷蔵庫であれば食材を冷やすために用いるし、椅子であれば座るために用います。

 

でもヴィンテージは、どれもデザイン性が高くインテリアとしても映えるため、自分のアイデアやひらめきひとつでどんな使い方でもできるのが大きな魅力です。

 

たとえばキャリーケースがテーブルになったり、冷蔵庫や保冷箱がタンスや収納になったり、、まさに使い方は無限大です。

 

3.デザイン性

ヴィンテージ家具はどれも細部までこだわりぬかれ抜け目のないものばかりです。

 お店やWEBで見かけるどのヴィンテージ家具もデザイン性が優れているのは、ヴィンテージのなかでも本当にいいデザインや素材たちが、長い間時代や流行に流されず引き継がれてきたからだと思います。

 

そんな、流行や世代に縛られない世界で一点ものデザインとつながることの面白さや縁は、ヴィンテージだからこそ感じられるのではないでしょうか。

 

昔から大切に使われてきたそのストーリーを思い浮かべながら、自分だけの家具を大切にする楽しさを、是非味わってみてはいかがでしょうか。